Oracle Exadata Database Serviceは、パブリック・クラウドおよびCustomer@Customer上の専用に構築され最適化されたOracle Exadataインフラストラクチャ上に、実績のあるOracle Database機能を提供します。すべてのOracle Databaseワークロードに対して、組み込みのクラウド自動化、弾力的なリソース・スケーリング、セキュリティ、および高速パフォーマンスを提供することで、管理の簡素化とコストの削減を支援します。
OCI上で稼働する新しいExadataプラットフォームの概要(13:44)
次世代Exadataクラウド・アーキテクチャが、あらゆる規模のAI、分析、ミッション・クリティカルなワークロードに先端のパフォーマンスを実現する方法について、Kothanda UmamageswaranとJia Shiが詳しくご説明します。
低価格で非常に弾力的なデータベース・サービスのためのインテリジェント・データ・アーキテクチャであるOracle Exadata Exascaleを使用して、あらゆる規模でAI、分析、およびミッション・クリティカルなワークロードを予測可能な速度で実行します。
要件に合わせてデータベース・インフラストラクチャと利用を拡張し、インテリジェント・ストレージ・サーバーにクエリをオフロードして、大規模なワークロードを高速に実行します。
Exadata System Software 24aiを使用したExadata Database Service上のOracle Database 23aiでAI Vector Searchを実行し、ベクトル運用をストレージ・サーバーにオフロードすることで、必要なパフォーマンスとスケールを取得します。
CIO Magazineの記事を読む(PDF)シンプルな運用管理とセキュリティで、管理を強化します。日常のタスクを自動化する組み込み機能と、完全に互換性のあるパブリック・クラウド、ハイブリッド・クラウド、マルチクラウドの導入を自由に組み合わせることができます。
dbInsightの調査ノート:Oracle Database@Azure、マルチクラウドの再定義(PDF)Exadata Database Serviceは、トランザクション処理、分析、AI Vector Search、データベースの統合を最適化するため、より少ないコストでより多くの処理を実行できます。
このイメージは、Oracle Exadata Database Serviceのビジネス上の価値を3つの列で大まかに概説したものです。
Exadata Database Serviceは、パブリック・クラウドまたはハイブリッド・クラウドの導入、フルマネージドのインフラストラクチャ、ライセンス込みまたはBYOL(Bring-your-as-a-License)の利用モデルを選択できるため、さまざまなビジネス要件に対応できる柔軟性がもたらされます。
Exadata Database Serviceは、先端のパフォーマンス、スケーラビリティ、可用性を提供し、パブリック・クラウドやハイブリッド・クラウドで増え続けるワークロード需要に対応します。
迅速なトランザクション処理と最小限の応答性を実現
17マイクロ秒
のSQL読込みレイテンシ
OLTPデータベース・ワークロードを最高
2240万
SQL読取りIOPSまで高速化
フル・スケールアウトにより、より広範で、より深く、より高速な分析を
2,880 GB/秒
までスピードアップ
データウェアハウスの規模拡大余地を
40 PB
まで削減
パフォーマンスと容量は、Exadataプラットフォームとその導入規模により異なります。
小規模なインスタンスから数百または数千のコアを必要とするデータベースまで、すべてのOracle Databaseに先端のパフォーマンスを提供します。
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Exadata Database Serviceにデータベースを統合することで、運用管理を標準化し、インフラストラクチャを減らしてコストを削減し、すべてのワークロードにわたり高速で予測可能なパフォーマンスを実現します。
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Exadata Database ServiceとOCI管理で運用を簡素化しながら、パブリック・クラウド・データセンターでは実現できないデータ・レジデンシーやローカルの接続に関する要件に対応します。
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データベース運用を停止させずに高パフォーマンスなリソースのスケールアップやスケールダウンができるため、時間要件の厳しいアプリケーションを実行し、新しいプログラムを開始することができます。四半期ごとの決算も加速されます。
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オンプレミス、Oracle Database@AzureまたはOracle Cloud Infrastructureのデータベースをリカバリする際、同期されているスタンバイ・データベースや複製データベースを維持します。
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新しいアプリケーションを開発するシン・クローンと組み込みのローコード・ツールを使用して、高いパフォーマンスのデータベースを迅速にプロビジョニングします。Oracle Database 23aiにAI Vector Searchを使用したセマンティック検索と取得拡張生成(RAG)を追加します。
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ライセンス込みまたはライセンス持込み(BYOL)の消費モデルを選択できるため、容易にプロビジョニングできます。
設定、選択可能な利用モデル、および弾力的なリソ ース・スケーリングについて説明するもので、コア・プロセッサの消費量をワークロードの需要に合わせることで、最小コストで最高のパフォーマンスを実現します。
Exadata Database Serviceは、組織による最高のパフォーマンス、可用性、セキュリティ、コスト効果の高いデータベースの実行を可能にする、Oracle Databaseの自動化されたサービスです。このサービスのサブスクリプションには、グローバルで統一された価格設定、従量課金制のコンピュート消費、オンラインスケーリングがあります。
このサービスには、次の2つのサブスクリプション・モデルがあります。
Exadata Database Serviceは完全に弾力的なCPUスケーリングを提供するため、通常のワークロードに合わせて環境をサイズ調整し、ピーク時にはコア・プロセッサをスケールアップし、需要が平常に戻るとスケールを戻すことができます。オンデマンドでコンピュート・リソースをスケールしたり、スクリプトで簡単に自動化して、あらかじめ設定した基準に基づいてコンピュート・リソースをスケールすることができます。
Exadata Database Serviceは、あらゆる導入で使い慣れたユーザー・エクスペリエンスを提供するため、学習曲線や追加トレーニングなしで、変化するビジネス・ニーズに簡単に確信を持って適応することができます。
Exadata Database Serviceは、すべての導入オプションにおいて同じクラウド・コントロール・プレーンを使用して、使い慣れたユーザー・エクスペリエンスとプロセスをあらゆる場所で提供します。
パブリック・クラウドでは、Exadata Database ServiceはすべてのOCIリージョンと一部のMicrosoftリージョンで利用可能です。初期コストや長期的なコミットはなく、最低48時間からの利用が可能で、共有またはお客様専用のExadataインフラストラクチャを選択できます。
オラクルが管理するExadataクラウド環境のデータセンターでプライベート・クラウドおよびハイブリッド・クラウドに導入する場合、4年間のインフラストラクチャ期間のコミットメントがあり、データ・レジデンシーおよびセキュリティ要件への対応を支援します。
OCI 環境、マルチクラウド環境、ハイブリッド・クラウド環境、専属のクラウド環境において、同じサービスとクラウド・コントロール・プレーンが提供されます。
Exascaleインフラストラクチャ上のExadata Database Serviceは、あらゆるタイプとスケールのデータベース・ワークロードに対して、先端のパフォーマンス、信頼性、可用性、セキュリティをもたらします。データベースに最適化されたコンピュートとストレージリソースを共有するプール上に構築されているため、小規模な構成、細かい弾力的なスケーリング、従量制の経済的メリットにより、あらゆる規模の組織でコストを最小限に抑えることができます。
Exascale Infrastructure上のExadata Database Serviceはセットアップが簡単で、あらゆるスケールのどのようなデータベース・ワークロードに対してもシンプルかつ強力です。
Exascale Infrastructureは設定が容易で、コンピュート・リソースとストレージ・リソースの共有プールを使用し、仮想マシン(VM)クラスタとExascale Database Storage Vaultを構成するだけです。VMあたりわずか8ECPU、300GBのExascale Vaultから始めることができます。
ECPUをオンラインで弾力的なスケールアップして、ワークロードの需要に対応します。Exascale Vaultの容量はオンラインで最大100TBまでスケールできます。
Exascale Infrastructure上のExadata Database Serviceは極めてアジャイルで、1つまたは複数のデータベースとすべてのデータベースワークロードを同じ環境で実行できます。また、ビジネスおよびミッション・クリティカルな本番データベースを実行することで、スペース効率の高いシン・クローンを迅速に作成し、開発者の生産性を向上します。イノベーションを加速し、経済的なExascaleシン・クローニングで開発者にExadataのパフォーマンスと可用性のすべての特性をもたらします。
Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureは、あらゆるワークロードや統合環境をサポートするために独立してスケールアップできる独自のデータベースとインテリジェント・ストレージ・サーバーをお客様に提供します。
Exadata Cloud InfrastructureとExadata Cloud@Customerは、オラクルが全面的に管理する、お客様専用の環境です。
強力なクラウド自動化により、お客様は最小限の労力でシステムを管理できます。お客様は、オペレーティング・システムとデータベースのアップデートをご希望のスケジュールで適用することができます。
Exadata Database Service、Autonomous Database、またはその両方を同じExadataクラウド環境で実行し、ワークロードごとにデータベース自動化レベルを選択します。
開始構成には、2台のExadata Database Serverと3台のExadata Storage Serverが含まれます。1つのExadata Cloud InfrastructureまたはExadata Cloud@Customer環境で、最大32のデータベース・サーバーと64のストレージ・サーバーをスケールアウトできます。
ダウンタイムや移行の手間をかけずに、データベース・サーバーとストレージ・サーバーをオンラインで個別にスケールできます。
予測可能なパフォーマンスを大規模に提供し、リソースの割り当てを綿密に制御できます。データベース・リソースを弾力的にスケールし、使用したコアにのみ料金を支払います。
スケールアウトの一般的なタイプは次のとおりです。
専用のインフラストラクチャで稼働するデータベース・サーバー・ライセンスの利用は、ダウンタイムを発生させることなくいつでもスケールアップまたはスケールダウンできるため、ユーザーはパフォーマンスの最適化とコスト削減の両方を実現できます。
Oracle Databaseは、最新のデータ型とワークロードを最高にサポートするコンバージド・データベースです。Exadata Database Serviceを使用すると、さまざまなプロジェクトをサポートし、Oracle Database 23aiを含む複数のバージョンのデータベースを単一のプラットフォーム上で実行できるため、リスクを最小限に抑えながら複雑さと管理オーバーヘッドを大幅に低減できます。
このイメージは、Oracle Databaseを使用したコンバージド・データ戦略を示しており、さまざまなデータ型とワークロード・タイプを複数のタイプの分析によりOracle Databaseエンジンに集約し、すべてのOracle DatabaseをExadata Database Serviceに統合することで、エンタープライズ・データ管理を簡素化するとともにコストを削減します。
オラクルのコンバージド、マルチモデル・データベース・エンジンにより、同じデータベース・テクノロジーを使用して、OLTP、インメモリー、分析、および混合ワークロードをサポートしながら、さまざまなデータ型を格納および照会できます。
Oracle Databaseは、機械学習、ブロックチェーン、グラフ、空間、JSON、REST、イベント、エディション、IoTストリーミングを追加コストなしでコア・データベースの一部としてサポートしています。
Exadata Database Serviceは、パブリック・クラウド上のExascale InfrastructureまたはExadata Cloud Infrastructure、あるいはお客様のデータセンターにおけるExadata Cloud@CustomerまたはOCI専用リージョンで実行できます。
データベースをExadata Database Serviceと統合することによる主なメリットは次のとおりです。
オラクルのコンバージド・データベース・エンジンでは、同じデータベース・テクノロジーを使用して、AIベクトルを含むさまざまなタイプのデータを保存およびクエリできます。OLTP、分析、セマンティック検索、アプリケーション開発、混合ワークロードをネイティブにサポートします。
Exadata Database Serviceは、すべてのOracle DatabaseおよびExadata導入と完全な互換性があるため、リファクタに関連する時間、リソース、リスクなしにアプリケーションをクラウドに簡単に移行できます。Oracle Zero Downtime Migrationは、選択した方法による自動化された移行ワークフローを提供するため、アプリケーションごとに最適なアプローチを選択できます。
このイメージは、オンプレミスとの完全な互換性とダウンタイムなしの移行により、クラウドへの移行を簡素化できる仕組みを示しています。
Exadata Database Serviceは、Oracle Database Enterprise Editionのすべての機能、高度なデータベース・オプション、および管理パックをサポートしています。このプラットフォームは、オンプレミスおよびクラウド移行全体ににわたり完全な互換性があり、次のようなメリットを提供します。
Oracle Zero Downtime Migrationは、余分なコストや費用をかけずに移行を簡素化し、ダウンタイムなしで、本番環境への影響を最小限に抑え、移行前後の検証を効率的に行うことができます。
ワークロードごとに最適な移行方法を選択できます。
オラクル、プロダクトマネジメント担当バイスプレジデント、Bob Thome
Oracle Exadata Database Service on Exascaleインフラストラクチャの一般可用性を発表します。Exadata Database Serviceは、世界中のお客様にOracle Databaseワークロードで活用する先端のパフォーマンス、信頼性、可用性、セキュリティの利点をもたらします。非常にスケーラブルで低コストなExadata Exascaleインフラストラクチャの導入により、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)では、あらゆる規模のワークロードとすべてのOracle Databaseのお客様がこれらの利点を活用できるようになりました。